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花粉症治療薬ジルテックの効果とジェネリック医薬品

2020年05月31日
鼻をかんでいる女性

ジルテックは、ベルギーの製薬会社であるUCBが開発しました。これまでに抗ヒスタミン薬としてはヒドロキシジン塩酸塩、レボセチリジン塩酸塩、セチリジン塩酸塩を開発しています。

ジルテックの主成分はセチリジン塩酸塩で、効き目や即効性が最強クラスに分類される成分です。他のアレルギー薬は基本的に服用を続けることで効果を発揮しますが、セチリジン塩酸塩は1錠の服用で強い効果を発揮します。発症してしまった後でも即効性が期待できるので、重度の症状にも有効です。

UCBの日本法人ユーシービージャパンから錠剤タイプとドライシロップタイプが販売されています。錠剤は成分含有量に応じて5mgと10mgがあり、成人は10mgを1日1回を就寝前に服用しますが、症状により適宜増減し最高服用量は1日20mgです。7歳以上15歳未満は1回5mgを1日2回、朝食後及び就寝前に服用します。

ドライシロップは2歳以上から服用可能です。2歳以上7歳未満は1回0.2gを1日2回、7歳以上15歳未満は1回0.4gを1日2回服用します。成人は0.8gを1日1回服用します。

セチリジン塩酸塩は、効き目が強い反面で副作用が出やすいというネックがあります。副作用が抑えられた第2抗ヒスタミン薬ではあるものの、副作用が出にくい他の第2抗ヒスタミン薬に比べると眠気が起こりやすいでしょう。また、飲酒によって眠気や倦怠感が強く出ることがあるとされています。就寝前に服用が推奨されているのは日中の眠気を少しでも抑える目的がありますが、服用後の運転や高所での作業については注意躍起がなされています。

ちなみに、セチリジン塩酸塩の副作用をカバーするため、グラクソスミスクライン社が成分を改良して販売しているのがレボセチリジン塩酸塩(商品名ザイザル)です。ただし、副作用の出方は個人差があるので、一概にジルテックよりザイザルのほうが眠気が出ない、倦怠感を感じないとは言いきれません。効果の違いを感じるためには自分で服用して試してみるのがいいでしょう。

ジルテックのジェネリック医薬品として国内で有名なのは、グラクソ・スミスクライン株式会社のコンタック鼻鼻炎Z、佐藤製薬株式会社のストナリニZがあります。いずれもセチリジン塩酸塩10mgを配合しており、ジルテックと同じ効果が得られます。市販のジェネリック医薬品なので薬局、ドラッスグストア、通販サイト等で簡単に購入できるのが魅力でしょう。