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花粉症治療薬クラリチンの効果とジェネリック医薬品

2020年05月28日
マスクをかける女性

クラリチンは、アメリカの製薬会社であるメルク・アンド・カンパニーが開発したアレルギー薬です。ドイツの化学メーカーであるメルクが同国において独立した会社であり、区別のために米国メルクと呼ばれています。

クラリチンはロラタジンを主成分としており、効き目が穏やかで長時間効果が持続するのが特徴です。日本で認証されている抗ヒスタミン薬の中で、アレグラとクラリチンのみ添付文書に眠気に関する注意書きがありません。複数ある花粉症の薬の中でも副作用が最も抑えられているとされており、自動車の運転や日中の作業などが制限されないとしています。タクシーやバスの運転手、パイロット、高所の作業員などに向いたアレルギー薬でしょう。

ただ、抗ヒスタミン薬は効果の強さが副作用に比例するので、ロラタジンの効き目は比較的弱いと思っておいた方がいいでしょう。どちらかというと花粉症の発症を遅らせる予防薬としての使用がすすめられています。発症後でも軽度の症状ならそれなりの効き目が期待できますが、重度の症状では期待する効果は得られないかもしれません。

日本では2017年より市販薬としても発売されており、医師の処方を受けず薬局等でも購入できます。錠剤、クラリチンレディタブ錠、ドライシロップがあります。市販薬はドイツの製薬会社であるバイエル社が製造、販売は大正製薬が担当しています。

錠剤とクラリチンレディタブ錠の飲み方は、7歳以上の小児および成人は10mgを1日1回、食後に服用します。ドライシロップは3歳以上から服用が可能で、3歳以上7歳未満は5mg、7歳以上の小児および成人は10mgを1日1回、食後に溶解して服用します。

クラリチンのジェネリック医薬品は国内外の製薬メーカーから多数販売されています。例えば富士フィルム、日本ジェネリック、沢井製薬、ファイザー社、日医工など15社以上から販売されており、錠タイプとクラリチンレディタブ錠が主ですが、ドライシロップもあります。

いずれも成分はロラタジン10mgが含有されているので飲み方、効果、副作用はクラリチンと変わりません。効果は比較的弱いですが、その反面では眠気や集中力低下に襲われることはないでしょう。ただし、新薬と添加物が異なることがあるので、それによっては効果に違いを感じることもあります。ジェネリック医薬品の種類が多いのがクラリチンの一つのメリットなので、自分に合うジェネリック薬を探してみるといいでしょう。